顔面偏差値40くらいの女が『女性は顔・見た目が全てなのか』について考察する。

皆さんこんばんは。


当方、ここのところしばらく風邪で倒れておりました。

しんどかった…
丸3日間くらい無理ひとつせず、ほぼ食べるか寝るかしかしていなかったのですがなかなか回復しなかったよ…。

昨日夜くらいからやっと食べ物がしっかり食べられるようになってまともな体調になってきた!良かった!健康大切!


さて、本日は、結構人生で重い問題、『女は顔・見た目が全てなのか』について真面目に考察して行こうと思います。



この記事を書くに至った経緯。


さて。

そもそも、『女は顔・見た目が全てなのか』、この問題を重いと感じるのは、私の見た目が大して良くないからです!!

この問題を問題とも感じない人生を送ってきた方には、何が重いのかちっとも分からないであろう。(まあそして、このページを開くこともないだろう、おそらく)


まあ見て『うわっ!何だコイツ!びっくりした!!』ってほど悪い容姿でもないと思うんだが、まーでも可愛いか可愛くないかという二分割だと可愛くないに分類される方の顔じゃないかなあ。

あんま自分を客観的に見れないから正しいかどうかは分かんないけどね。

冷静に考えて、顔面偏差値40程度と判断される顔なんじゃないかなあと思います。
(本当に集計を取って偏差値40となるかどうかはともかく)


まあしかし、だからと言って生まれ持ったこの顔を呪うようなことは実は今まで人生であんま無かったんだけど、
(それはおそらく私自身が自分の容姿に余り関心を持たない人間だからだと思う、参照→自分を美しく見せることに興味の無い女の独り言。

ある日、SNS上で「やっぱり女は容姿だ!!」みたいな発言を見てさ。

いやー、そんなことないよ?あれ?でも実際どうだったかな?と思って、ちょっと真面目にその部分を考察してみようと思った。


…というわけで、ここから『女は顔・見た目が全てなのか』について語って行きたいと思うのですが、
真剣にお題と向き合うが故に、救いのある内容となっているとは限りません。

その点ご理解頂き読み進めて頂くようお願い申し上げます。







『子供が欲しいなら女性は見た目が良い方が良いのでは?』


ハイ!結論!!コレ!!


最初から救いも何も無いですが、私の出した結論はこちらとなります。


いやね、私自身は今(38歳)になって、人は見た目が全てだなんて全く思わないし、むしろ若い頃に比べると、人の評価に対する「見た目」の比率はどんどん低くなっているように感じるのよね。

そして周囲の人も(男性含む)、恋愛対象や結婚相手を選ぶ際に、「見た目だけでは選べないなあ」って考える人が増えてきたと感じているの。


でも、ほら最近妊娠適齢期とか言うじゃない。20代のうちに妊娠出産を済ませるのが体に良いだとか、そもそも妊娠しやすいだとか。あと子供たくさん産むにはそもそも若いうちから産み続けないと無理じゃん。

でもじゃあ、20代の頃、もっと言えば20代前半の頃(そのくらいに結婚相手候補を見つけていないと20代で妊娠出産は済ませられない)、果たして人の見た目ではなく、内面を見て交際をしている人がどのくらい居た?

少なくとも私はそんな成熟した人間ではなかったし、おそらく周囲の人も、30代後半の今思うよりは見た目重視派の人が多かったのでは?


そう思うと、「人間的に成熟している人が少なく、見た目で結婚相手を選ぶ人が多い年齢で結婚しないと多くの子供は授かり辛い」という風に考えられ、結局の所やはり見た目が良い方が子供を多く作るには適しているのではないか?と結論付けられる。私の中では。


人の生物としての生存目的が「子孫を残すこと」であるなら、結局のところ、女性は見た目が良い方が優等であり、男性に本能的に好まれるんじゃないかと思っています。







あるある!美女とそうでない女の悲しい差別(区別)


うーーーーーーん、「あるある!」と言いながら、私は超絶美人といつも一緒に歩いていたわけではないし、常にどういう違いがあるか観察していたわけでもないのでそこまで分からないのですが、


あ、でも、男性には大きく分けて2種類の人がいます。

美人・可愛い子には露骨に親切・優しく・話しかけまくって、そうでない子には冷たい対応をする人と、
そうではなく、気を遣っているのかもしくは見た目にそこまで興味が無いのかは謎ですが、見た目が良くない人にもそれなりの対応をする人、です。

ま、この歳になると「あー本能に忠実なのね?」と言う感じで、良いとも悪いとも思いませんが、とりあえずあんま冷たい対応をされ続けると傷付くわ。少なくとも若い時の私は傷付いたわ。

おそらく見た目の良い人は、この事実にすら気付かないとは思うのですが…。
特にこれ、若い人に多い気がする。年配の男性とかだとさすがに割合が減る気がする。まあここらへん、私の感覚ベースなので正確かは分かりませんが…。


あとはまあ、道を歩いていてナンパされたとか、BARで飲んでいてあちらのお客様から差し入れが来たとか、そういった都市伝説的なものは経験したことは無いですね。
餃子の王将で定食食べてて横のおっちゃんからビール一緒に飲もうぜ〜みたいに言われたことはあったが…多分あれ容姿云々とかそういう話じゃ無い。

まあしかし噂によると、美人だと買い物しててもおまけしてもらえたり、色んな人から食事御馳走になったりするらしいですよ!

…あれ、全然羨ましくないな〜、いや好きでもない人から食事奢られて借りを作るとか嫌じゃない?たぶんこれ容姿の問題もあるけど私の性格の問題もあるな…。







大多数にモテたいのか、それともオンリーワンを見つけたいのか。


えーと、とりあえず見た目が宜しくないことに嘆く、若い女性達へ。

『多くの人にモテたい、ちやほやされたい』

これが目的であれば、見た目が良い方が絶対に良いと思う。
もし現在の自分の見た目に不満があるのであれば、今すぐ整形、もしくは手間暇を掛けた高度なヘアメイクを毎日するべきだ。


まー幸いなことに、遺伝子については操作出来ないが、今の自分の見た目であれば化粧だって整形だってお金を掛ければなんとかなるのよね。

身長を伸ばしたいとか、頭を良くしたいとか、収入を年収1,000万円にしたいとかに比べて、結構簡単になんとか出来る部分だと思う。そこに手を加えて自分の人生を変えてみるのも1つの手ではないか。ただし子供を作る前に整形した事実だけは伝えておいた方が誠実ではあると思うけど…。


でも、自分にとってのオンリーワンを見つけたい、人生で別にモテなくても良い、ただ1人の伴侶、心を通わせられる人を見つけたいってことであれば、私、なんとなくだけどそれ別に見た目を良くする必要無いんじゃないかなって思う。

自分の経験も含め。「あばたもえくぼ」じゃないけど、性格・存在を好きになったら見た目すら可愛く思えるとか、本当に有り得るんじゃない?

そしてそこに対する近道は、見た目を磨くことじゃなくて、自分が自分らしくイキイキと生きることじゃないかなーと思うんだけど。
「見た目が良いから好き」って言われるより、「君らしく生きてる君が好き」と言われる方が嬉しくない?







目的が『子供を産むこと』ではなく『幸せになること』なら話は違ってくるか?


さて、ここから、顔面偏差値が低くても『幸せ』にはなれるんじゃないかという話をして行こう。


私、個人的には『幸せ』には2種類のものがあるんじゃないかと思っている。

本能的な欲求を満たすことと、それよりもっと別の所から出てくる欲求を満たすことだ。

すなわち、「おなかいっぱい食べたい!安心して寝たい!」的な『自分の欲望を満たすための』欲求と、「社会の役に立ちたい!」みたいなそうでない欲求だ。


欲求と言えば、ふと「マズローの欲求5段階説」というのが浮かんだので、それで言うなら私が言いたいのはつまり、5段階の一番上の『自己実現欲求』、そのラインよりも上の話だと考えてもらいたい。


マズローの欲求5段階説



ええと。

まず、この『自己実現』ってのは、他者からの評価を必要しないと思うんだよな(「承認欲求」より上にあるわけだしね)。

具体的に何かと言うと、おそらく、自分のやりたいことをたくさんやって生きる!みたいなことだと思う。
毎日生活のために仕事をする、だけでなくて、大好きな趣味に没頭するとか、好きなことを仕事にするとか、起業するとか。


で、こういうのやってると、人が自分の容姿をどう見てるかとか気にならなくなってくるんだよな。
自分のやりたいことがいっぱいあって忙しくてさ。もうやりたいことしか目に入らない。

なのでみんな、この段階を目指してはどうだろう?顔が美しくなくても楽しい生活送れるよ?
(ただし、「子供が欲しい」という気持ちはやはり一度横に置くしかないが…)


…と、簡単に言いましたが、これ結構しんどい話で、少なくとも若い時に簡単にできるような話じゃないと思う…。
そう、ある程度人生経験を積んで、しんどい思いもして、やっと到達出来るところだと思うんだよな。
そんな、人からの評価が全く気にならない、悟り切ってる若者どれだけ居る?やっぱり若い頃って、周りからどう思われているかを過剰に気にしてしまったりしない?少なくとも私はそうだった!


うん、それでも見た目がよろしくなく、他の人がなんとなくで手に入れられる「幸せっぽいもの」をなかなか手に入れられない私達は、目指すべき所はここしかないと思う。

何故かと言うと、マズローさんの欲求5段階説から言えば、その下に位置する『承認欲求』、これを容姿の面では満たし辛くなっているからだ。


マズローの欲求5段階説


よって、この段階を一足飛びに飛び越えて、1つ上の欲求を満たして行くのが一番早いと思う。
そこは諦めるしかない、この時代の「美」の基準に自分は合わなかったんだからさ。

勿論、若い時には「どうして美人な人はラクラク結婚出来るのに、私はブスだから苦労を重ねなければならないの!!」って思うだろうけど、でもその苦労は、ちゃんと自分の中に生き様として蓄積して、歳を重ねた時に人間の深みとして実を結ぶからさ。ちゃんと努力を重ねてたら。


そして、これは必ずしも絶対そうなるとは言い切れないけれど、でも、顔の造りが多少良くなくてもそれを苦にもしないで(例え心の中は苦しくても外には見せないで)、毎日やりたいことをやってキラキラしている人がいたら、きっとその素晴らしい内面に惚れ込んでくれる素敵な男性が現れるんじゃないかな。







女性は美しい方が本当に幸せなんだろうか?


さて、ここまで「まあ女性は美しいことに越したことはないよね」みたいな内容を書いてきたが、女性は美しい方が本当に幸せなんだろうか?

「いや、幸せに決まってるだろ」とか思われるかもしれないが、最近私はそうでもないのかも…と感じている。

見た目で選ばれて結婚するのは幸せなのか?

「見た目が良いから結婚相手に選ばれた」場合、年齢を重ねて、徐々に自分の容姿が(昔の自分と比べて相対的に)落ちてきたとき、どのように自分を保つのだろう?

勿論歳を重ねてもさらに美しさに磨きがかかる人もいるだろうが、自分より若くて美しい女性が出てきて、万が一夫の寵を争うようなことになったら、何を武器に戦うのか(まあ別に男性を取り合って戦う必要なんて無いんだが)。


内面だったら、歳を取るごとにどんどん磨いて行くことが可能だと思うのだ。それは人生経験に比例すると思うし、それこそ若くて可愛い子が相手でも、自信を持って接することができるんじゃないか?

そう思うと、見た目が良いことが必ずしも幸せには繋がらないような気もする。
勿論美人で内面も磨いている人も沢山いるだろうが、若い頃ちやほやされた分、内面を磨くことをおろそかにしてしまった人もそれなりに居るのではないだろうか?

初めから内面を見てもらえる。相手の内面も見える。

たまに見る美人の悩み、『顔やスタイルばかり見られて内面を見てもらえない』、この悩み、不美人である私達には全く無い。

初めから内面を見てもらえるし、見た目に釣られて寄ってくる男性はほぼ0のはず。


これ、一見男性からふるいにかけられているような気がするけど、実はこちらが相手をふるいにかけてるんじゃないかな?

日々重ねてる努力とか、人を思いやる心とか、そういうものをきちんと感じ取ってくれる素敵な男性しか、貴方にアプローチはして来ないよ?これってすごく恵まれてることじゃないのかな。


そしてまた、こちらも相手の内面を一瞬で見抜くことができます。

自分の好みでない女性には冷たくして、可愛い女性にだけ親切にするような男性、素敵な人だと思う?そんな人と付き合いたい?結婚したい?

こちらの容姿が素敵じゃないせいで、相手は本性を一瞬にして暴露してくれます。


多くの男性にちやほやされる人がいる反面、誰も自分に寄って来ない状況はとても惨めで辛いけど、冷静に状況を考えれば、本当に素敵な心を持った人をとても探しやすい状況だと思う!
悲しい気持ちにはどうしてもなりますが、状況をポジティブに捉えて行こう!





まあ他にも、ストーカーなどに遭う確率が低いとか、そういったメリットもあります。

結論、美しい人には勿論、様々なメリットがあることは理解した上で、必ずしも美人の方が幸せとは言い切れないんじゃないかな、と。







自分の幸せは自分で作る。人からの評価に依存しない。


んでまあ、最終、ここだよね。


どうして不美人であると幸せになれないと考えるのか、それは、『人から自分がどう見られるか』に自分の幸せを依存しているからだ。


これは、上で話した『自己実現』の話とも被ってきて、要はそう簡単に達成出来るものじゃないんだけど、でも、

『人がなんと言おうと自分は自分だ。誰かが自分の容姿をけなそうとも私は幸せだ。』

こう言い切れる強さがあれば、最早容姿なんてどうだって良いんだよね(容姿の優劣だって、能力の優劣だって、最早どうでも良くなる)。


何度も言うけど簡単なことじゃない、そんなこと簡単に思えるなら、容姿で悩む人なんてほとんど居なくなるはずだ、でも勿論そうじゃないから全然簡単なことじゃない。

でもここまで行けたなら、容姿がどんなんだろうが幸せになれるのは間違いない。だってもう幸せだもの。


個人的に、どうしたらそう思えるかについてだけど、

好きなこと、楽しいと思えることをどんどんしたら良いんじゃないかな。
人に合わせるんじゃなく、自分が心から「楽しい!幸せ!」と思える瞬間を増やす。そうしたらどんどん幸せな時間が増えてきて、気がつけば人目なんて気にならなくなってるんじゃないかな。
ま、上で言った自己実現と被るんですけどね。何度も言うけどね。


例え見た目が良くなくたって、心無い人の言った呪いのような言葉に心を支配されることはない。
人生一度きりなんだから、そんな人とは関わらずに自分の楽しいと思える環境だけを追求して、心から笑顔になれる毎日を送ろう。

歳を取ると生き様が顔に出る、という噂がある。
もしかすると、美しく生まれることが出来なかったせいで人よりもたくさん努力を続けてきた貴方は、いつの日か凄く良い顔をするようになっているかもしれないよ?







まとめ。


『女は顔・見た目が全てなのか』について。


確かに本能で女性を選ぶ際の男性の目線は残酷かもしれない。美人と比べて明らかに劣る扱いを受けることも多いだろう。

でもそれは、『幸せになれない』ということとは違う。

見た目が良い人に比べて簡単な道のりではないし、苦しいことも多いだろうけど、逆に楽をして男性に頼るなどということができないため、自然と多くの努力を重ねているはず。

それは将来自分の生きる礎になるし、そしてその努力を見てくれている人との出会いだってあるはず。
そして、人の目が気にならないくらい打ち込める何かを見つけることができれば、例え誰かから酷い悪口を浴びせられても、そんなものは気にならず、幸せな人生を歩めるだろう。


つまり、大変だけど、幸せになれない訳じゃない!頑張りましょーぜ!!ってことですね。

ではでは