富田林市甘南備にあるこだわりカフェ「珈琲と御菓子のお店 つむる」でお茶をして来た感想。

皆さんこんにちは。


今日は雪が降りましたね!(@河内長野市)
私が知る限り今季初雪か。

雪の舞う様子に一瞬「うわあ……」と感動しましたが、やはり雪が降るだけあって寒い!久々に寒い!
ここんところ暖冬でそこまで寒い日はなかった気がしましたが、久々に冬らしい寒さに身がキューッとなりました。


さて、今日は少し前…いや…結構前?に訪れた、富田林市にあるカフェ「つむる」さんに訪れた感想です。
よろしくお願い致します。



お店に行くきっかけ。


さて、こちらのお店なんですが、


私ちょいと前に、「南河内地方を盛り上げよう(???)」的な集まりに顔を出したことがあって。
あ、南河内とは何かというと、ざっくり言うと大阪府の右下のあたりです。

まあそれは、私河内長野が好きで引っ越してきたし何かしら出来ることないかな〜てなテンションで参加してたのですが、
その流れでたまに目にすることがあったお店で、かつ店主さんともお会いしたことがあったお店なのです。


で、まあ店主さんも良い人そうだったし、お店も素敵そうだし、家からもけっこう近いし、一度行ってみよう!…と思いつつ、なかなか行く機会がなかったのですが、この度なんとか無事お店に訪問することができたわけなのです。







お店について。


公式サイトはこれかな〜? → tsumurucoffee

インスタもあるよ → つむるさん(@tsumurucoffee) • Instagram写真と動画


場所は富田林市の甘南備というところで、まあ普段、通過することはあってもここを目的地にすることはないだろうなあ〜みたいなところ。

畑や田んぼが広がる、のどかっちゃのどか、田舎っちゃ田舎なところです。


で、お店としては自家焙煎珈琲と手作りお菓子ってことなんだが、このお店の最大の特徴は、

駐車場とお店が離れている

ということ。

おそらく、店舗の近くに駐車スペースが取れないことでこうなったんだとは思うけど、駐車場から店舗まで数百メートル歩く必要があり、しかも坂道を含むため、人によってはマイナスポイントになるかもしれない。というか足の悪い人は最早行けないよね。

実際、私は「ショートトリップみたいで面白い」と評し、旦那は「駐車場が離れてるから面倒くさい」と評価した。


まーまー、しかし個人的にはその点も含め個性として容認されるような、なかなか良い店だったんじゃないかと思うので、どうぞ続きを見て行って下さいませ。







お店までの道のり。


さて、我が家から「つむる」さんまでですが、国道310号線を山を登る方向に向かって進み、途中で左折した後「龍泉」の交差点を右折して府道201号線に合流する道が一番速いように思えます。

駐車場ですが、Googleマップで言うと、「大野石油店甘南備SS」で検索して表示される場所になります。
Googleマップの写真は古いのでガソリンスタンドがまだ残っていますが、実際にはもう撤去されていて、ふつうの駐車場になっています。


駐車場内の看板

で、駐車場内にはこんな看板が立っている。あら可愛い。
駐車場は見ての通り砂利敷きなので、少しじゃりじゃりします。


それでは、車を停めてお店に向かいましょうか。


駐車場よりお店に向かう


駐車場のすぐ横からお店を見たところ。

お店は黄色い屋根が目印らしいので、分かります?写真中央少し右上にある黄色い屋根の建物ですね。
見ての通り、ちょいとばかし距離があります。


まあ旦那と世間話しつつ歩けばそんなに距離は感じないもので、ちょこっと歩いて小さな橋を渡ると、


途中にあるミニ看板


おお。

こんな看板を現実で見るとは思わなかった。

なんか、ゲームの中にでも出て来そうな看板じゃない?ほら、アクションゲームとかで進む先を示す看板あるやん。


で、矢印通り左奥に進むと…(左に曲がった後細い道を右折ね)。


注意を促す看板

ハイ皆さんご注意下さい。いろいろ看板があって面白いな。


で、


お店が見えてくる


おおっ!ゴールが近付いて来ましたよ!!

ここはしっかり坂道なので皆さん頑張って歩きましょう。


そして無事、


お店近景

お店(の横側)に辿り着いたのでした。







お店の外側のようす。


さて、まず入り口付近をパシャパシャ。

なんかこう、いろいろとこだわり部分や可愛い部分があって沢山写真を撮りたくなるのよね〜。


お店近景

これが全体像で…


上にある看板

上の看板拡大


下にある看板

下の看板


小さな看板

小さな吊り看板


コミュニケーションボード

コミュニケーションボードもあるでよ〜(ちょっとぼかしといた)


これ、撮っていいのか微妙な気もするがちょっと気になったので

配達員さんへ

配達員さんへの気遣い、大事ですよね。


そんなこんなで奥に進むと、


お店入り口付近

お店の入り口が見えて来ます。


で、実際はここからお店に入って行ったわけだけど、後で撮った他の写真も先に載せておきます。


夕暮れの入り口付近

これがお店の入り口。少し店内の様子も見えています。帰る頃には夕暮れです。


屋外席

これ、お店の入り口に向かって右側にあるスペース。
テラス席……っていうか単なる屋外だが、とにかく外にも飲食出来そうなスペースがある。

この季節(冬)は無理そうだが、春や秋だと気持ち良さそうかな。ただ虫が苦手な私達夫婦は積極的にこの席に行きたいとは思わないが…。

あと、サイクルスタンドもある。こちらのお店結構サイクリストの方が来られるそうで。


夕暮れのお店の外側

これっ……写真としてめっちゃ素敵……!!!

夕暮れの雰囲気がとても素敵な写真ですよね(自分で言う)。
まあどこを撮っても絵になるお洒落さということですな。


窓の外にある置物

この鳥さんの置き物も可愛い……!!


……と、こんなところでお店の外については置いておき、店内に入りましょうか。







お店の中のようすと頂いた食べ物など。


さて、店内はこんな感じ(後で頼んで写真を撮らせてもらいました)。


店内のようす


私達が訪れたのは平日の14時頃だったかな?
先客のグループの方が1組、いらっしゃいました。

どこに座るか悩んで結局端っこの、上の写真には写ってない角の席にしたんだけど、あれ奥にカウンター席もあったのね。カウンターも居心地良さそうですね。

このお洒落なお店をご夫婦でDIYで作ったっていうんだから、センスの良さの針が振り切れてるわ。


店内のようす

私達が座った席からはレコードと大きなスピーカーが見えます。


ちなみに角の席に座ったんだが、さすがに窓際壁際は少し外の冷気が入り込んで来て寒かった。元が古民家だからそこはしゃーないのか。


んでお水など頂いて、さあ、何を注文します?


メニュー


まあせっかくなので、お飲み物とスイーツを頂こうということなんだけど、悩みますね〜。いろいろ美味しそうでね〜。ちなみに金額は全て税込み。

で、悩みに悩んだ末、私が

・ホットアップルサイダー 500円
・自家製アイス3種 600円

を、旦那が、

・ブレンド つむる珈琲 400円
・ドライフルーツみかんの生チョコタルト 400円

を注文しました。
まあどうせ全部シェアするんだけどね。

せっかくだから「自家焙煎珈琲」を頼めば良かったんだろうけど、私、珈琲沢山飲むと気分悪くなるタイプで…。


で、しばらく本を読んで飲み物等が出てくるのを待ちます。

入り口のすぐ横に本棚があって。旦那が珍しく本を読み出したものだから、私もついでに読んでみた。
なんかセンスを良くするにはどうしたらいいかみたいな内容だった。いや、十分このお店センス良いと思うんだが…(そういう意味のセンスではないらしいのだが)
旦那はコーヒーの本を読んでた。


んでしばらくして食べ物飲み物がやってきました。


つむる珈琲上から

旦那注文の「つむる珈琲」、上からショット


つむる珈琲ななめから

ななめから


なんと予想外なことにビスコッティがついている!まあ、嬉しいわ!

しかしこれ、いや、ビスコッティだから固いのは分かってるけど、固かった。
(しかもこれ、冗談で「ビスコッティが固いとか書かないで下さいね」という会話をしてからのこの感想…すみません書いちゃいました…)

歯が弱い方はコーヒーにでも浸してから食べるべし。

コーヒーのお味は、私はコーヒーのことあんま良く分からない人だがなんかいろんな味がする!!
これを美味しいというのかは良く分からないが、とりあえず旦那は「飲みやすい、おいしい」と喜んで飲んでいる。きっと美味しいんだろう(推測)。


砂糖とミルク

これコーヒー用の砂糖とミルク また容器が可愛いんだコレが


お次こちら


ドライフルーツみかんの生チョコタルト

旦那注文「ドライフルーツみかんの生チョコタルト」


………かわいい!!!


まあここのお店の飲食物、どれもとても素敵な食器に入ってくるし、盛りつけもとても素敵なんだけど、これもとても可愛い!
税込400円のデザートとは思えない可愛さですよ。

こちらは「オーガニックチョコ」を使用してるとのことで、正直チョコ部分がめっちゃ美味しかった。
良いのか悪いのか分からないが、ここでの食べ物の印象がチョコで覆い隠されるくらい、チョコ部分が印象に残った。私は。


そんからこちら


ホットアップルサイダー

私注文、「ホットアップルサイダー」

こちらも可愛い食器。

お味は、なんかりんごがもわもわ入っていて体に良さそうな感じはあるんだが、何が「サイダー」なんだろう?炭酸が入っている雰囲気ではないんだが…。
加熱すると炭酸が飛ぶのか、もしくは「サイダー」に炭酸以外の意味があるか、だろうか?


そしてこちら


自家製アイス3種

私注文「自家製アイス3種」

こちらも可愛い盛り付けだが、ちょっと小さいので600円だと割高に感じるかな?
ちなみに味は、この時は4種類の中から選べて、バニラ・アールグレイ・いちじく・黒ごまの中から黒ごま以外の3つをセレクト。それぞれ手作り感のあるお味で美味しかった。


テーブルのようす

こちら、私達の座ったテーブルのようす。

後ろ(入り口付近)には本棚が見えます。壁のタイルも可愛いし、机の上の生花もとても素敵です。
本来は旦那が写っていますが、柱の色と同じ色で塗りつぶしております。


さて、そんなこんなで、素敵な料理の写真をパシャパシャ撮り、室内の写真も撮り、お店の方ともいろいろお話し、ゆったりのんびりさせて頂いた後、お店を後にしました。


帰り際、お店を出て元来た道に帰らず、少し山側に足を踏み入れてみると、


裏山の山道

こ〜んな道もあったんだが、もっと奥に抜けると、とても雄大な、と言うのかな?
カメラには収まり切らないような、大きく広がる畑や田んぼや山の風景がさーっと広がった。

ここの景色はとても良くて、まあ写真を残せてないので説明出来ないんだけど、素敵な風景だなと思った。自然そのままというか。


…てなわけで、ここからまた駐車場まで歩いて戻り、そこから車に乗って家に帰ったのでした。


山側から見た「つむる」さん

山側から見たお店







全体的な感想。

・飲食物について

個人的に、至高の料理というのは(←某グルメ漫画かよ)、素材も味付けもそれぞれが高いレベルを保っていて、ひとつの料理内においても、複数の料理で比較しても、どれかひとつが突出し過ぎることがなくバランスが取れているものだと思っていて、

そういう意味では少し、チョコレートの印象が強過ぎたり、商品によっても美味しさに多少ばらつきがあるような気がして、「すごい、素晴らしい!」という程ではない。

とは言え、全体的にクオリティが高く、特に「良いものを提供しよう」という気持ちが伝わってくるので好感が持てる。きちんと1から手作りで作ってそうなお味。金額的にもクオリティからするとお手頃な方だと思う。大阪市内でこの値段でこのクオリティのものを食べることはできないと思う。まあ逆に言えば僻地ならではの価格か。

あと盛り付けや食器類はとっても可愛い、素敵。そういうものに興味がある人なら良い気分になること間違い無し。
それから個人的には、コーヒー以外の洒落た飲み物があるのも嬉しい。カフェインがダメな人も居るだろうし、私もコーヒー苦手だし。

・インテリアや接客などについて

いや、古民家をDIYで改装されたとのことだけど、とてもセンスが良くて素敵だと思う。
それなりにごちゃごちゃと物もあるのだが、なんとなく雰囲気がまとまっていて、このごちゃごちゃ感が嫌いではない。

接客については主に男性の方とお話ししていたが、適度な距離感を計ってお話してくれるので居心地も良い。




まあ結論、なかなか良い店かな〜と思う。私がもし使うとすれば、グループよりも、夫婦よりも、1人で行きたくなる感じのお店かな?ちょっと疲れた日にたまに一服、みたいな。

ただ、旦那に言わせると、やはり駐車場から遠いのが面倒だと。まあそう思う人もいると思う。
なのでショートトリップ気分で歩くのも含めて楽しみたい方に、おすすめなのか?







まとめ。


富田林市甘南備にあるカフェ「珈琲と御菓子のお店 つむる」さんは、駐車場からお店までの距離はあるものの、素敵なインテリアに音楽、おいしいコーヒーにスイーツと、癒されること間違い無しの素敵なカフェでした。

個人的には、カフェでお茶というのをなかなかしないので(庶民にとっては贅沢費(^^;))そんなに頻繁に行くことはないと思うのですが、季節によりスイーツなどの内容なども変わるようなのでまた「食べたい!!」と思えるものがあったときに行こうかなと思っています。

車をお持ちの近辺の方でちょっとほっとしたい方などにおすすめなのかな?アクセスが良いとは言い難いのでなかなか難しいのですが、この辺りを偶然通った時などに一度寄ってみて下さい。


ではでは