横浜弾丸旅その2:VIPライナーの待合室「VIPヴィラなんば」「大阪VIPラウンジ」を利用した感想。

改めましてこんにちは。


それでは前回に引き続き、横浜弾丸旅シリーズをお送りしたいと思います。

今回は、高速バス「VIPライナー」の待合室の話でございます。



VIPライナーの待合室「VIPラウンジ」。


さて、前回こちらの待合室「VIPラウンジ」が気になってVIPライナーの夜行バスを予約したという話を書いたと思いますが、
(参考:前の記事→横浜弾丸旅その1:旅の概要と「VIPライナー」の夜行バスを予約するまで。


VIPライナー公式サイト → 高速バス・夜行バス・深夜バスの予約はVIPライナー


まずはどんなものかと言うと、まあ要は何度も書いていますが待合室です。


ただ、夜行バス利用者のための待合室ということで、少し違った設備が備わっておりまして、

例えばシャワールームがついていたり(有料ですが)、

着替える場所があったりとか、顔を洗う場所があったり、女性で言えばメイクをしたり、髪型を整えたりする場所も完備されています。


まあシャワーも大きいのだけど、0泊3日だと私はシャワーをケチる可能性が高いので置いておきまして、洗顔やメイクができるのはめっちゃ大きい!!

女性の場合、出来ればメイクはしない状態で睡眠を取りたいわけですよ。
そうなると必然的に、「どこかでメイクを落とす必要がある&どこかでメイクをする必要がある」わけですが、これそこらへんのトイレで一からやるの結構気を遣うの…。

メイクはまだ立派なパウダールームがついているトイレも最近は多いですが、洗顔はな…トイレの手洗い場、洗顔しやすい設計にはなってないし、そもそも邪魔になるし。「うわお前こんなところでメイク落としかよ」みたいな雰囲気になるしね…。

というわけで出来れば、乗車前にも降車後にもラウンジに行きたいところです。


まあ今のところ、「東京・新宿・京都・大阪・なんば・名古屋」にしかラウンジは無いようなので、埼玉下車時、横浜乗車時には使えませんが、とりあえずは今回行ったなんばと大阪のラウンジについて、感想を書いて行きたいと思います。







「VIPヴィラなんば」のようすと感想。


さて、なんばにあるラウンジは唯一、「ヴィラ」というお名前です。


公式サイトのVIPヴィラなんばのページ → VIPヴィラなんば|高速バス・夜行バス・深夜バスの予約はVIPライナー


「ヴィラ」って何やねん。…と検索すると「別荘」とか出てきますが、なんでそうなったのか。
「ラウンジ」という雰囲気ではないということなんでしょうか?


さて、私、旅立ちの夜は(旅立ちの「夜」って違和感あるな…)早めに夕ご飯を食べ、そしてお風呂にも入り、メイクはせず髪型は前髪だけ整えてスプレーで固めておいて、出掛けました。

さすがに家出る前にメイクして、またラウンジで落とすとかは面倒臭過ぎる…。あっさりノーメイクで出発です。


で、乗り遅れるのが怖いので、『もし南海電車が止まったとしても、近鉄で天王寺経由でなんばに辿り着ける時刻』というかなり早い時間に家を出まして、その結果かなり早い時間に「VIPヴィラなんば」に着いてしまいました。

ま、そのための時間のつぶせるラウンジですから…。


さて、VIPヴィラなんばは、地下鉄なんば駅の7番出口を出てまっすぐ行くと左手に見えて来ます。

公式サイトで地図も見れますが、迷うような場所ではないかな。一本道なので。


VIPヴィラなんば看板

ありましたよ


VIPヴィラなんば外観



ここねえ…


まあなんばというのは、そもそも治安の良い場所ではないと思うのですが、このVIPヴィラなんばのあたり、なんつーか、飲み屋街からの「大人のホテル」という場所で、まあ「落ち着ける雰囲気」とかではないよね。

ちょっとこう、じめっとした空気の漂う場所ではあります。


なので、と言っては何ですが、この建物自体もちょっとそういう雰囲気があるというか、あまり綺麗で広々としている感じではありません。

ちょっと狭め、暗めの雰囲気。


でもドキドキしながら入りましたが、お姉さんがささっと対応して下さり、スタッフの対応という点については問題ありませんでした。

ちなみに20:00より前に着いたのですが「20時になったら受付しに降りて来て下さいね〜」ということなので、建物内を探検。


1F

1Fが受付。受付とトイレとちょこっとお土産売り場があるのだが、なかなかに狭い。
自分の乗るバスが来るとアナウンスがあり、1Fに降りなければならないのだが、フライングしてちょっと早めに1Fに行ってしまうと、かなり狭いので邪魔になるし居場所がない。私のようにフライングしてまごまごするのはおすすめしない。

2F

メインの待合室。カウンター型の椅子と机があり、お茶などとあと味噌汁が自由に飲める。さほど広くないが、TVも付いているのでここが一番時間を潰しやすいか?

3F

男女兼用スペースで、シャワールーム、フィッティングルームなどがあるようだがあまり入っていない。

4F

女性専用のパウダールーム、お手洗い、洗面所。
ここが余り人が居なかったので、長い時間居たかも。トイレもあるし。


VIPヴィラなんば

人がいないのでパシャリ
これが階段から入ってすぐのアングル


VIPヴィラなんば

少し奥を見渡した感じ


VIPヴィラなんば洗面台

これが奥の洗面台ね。


綺麗かと言うと…どうなんでしょ。洗面台は清潔感あるんだけど、ドレッサーは、なんかアンティークっぽいのかもしれないが、古びた印象を受けた。まあ別に使用に支障はないんだけど。

ちなみにサイトには「スキンケア/コスメ/美容家電」レンタル無料とあって、確かにその通りだとは思うんだけど、わざわざ1Fカウンターまで行かなきゃならないので、よっぽど時間があるか必要に迫られてるかじゃ無い限り使いにくいかな、私は。

美容家電とか、自由に使えるように置いていてくれたら使ってみたかったんだけどねえ…。

5F

ここはお座敷があるってことだったんだけど、いや、あるんだけど、先客がちらほら居てさ。
お兄さんが転がってる横に転がる勇気は私にはなかった。
先客がいなければごろごろ出来て良いスペースかもしれない。



そうそう、ここはエレベーターもエスカレーターもない(そんな広さはない)ので、移動はいちいち階段です。

足の悪い人は大変だろうけど、そうでなくても上下にうろうろするのが少し面倒。


さて、20:00になると機械で受付ができ、こんなものが貰えます。


バス乗車票


座席も乗る便も分かるし、受付出来たことも分かりやすくて良いですね。


で、まあここから1時間弱、出発10分ほど前に呼ばれるまで、超暇 でした。

TVはあるけど飽きるし、あとほんとやることないし…。

なんばに早く着くのは良いとして、ラウンジに着くのはもう少し後でも良いかな…。早めに着いたらウインドウショッピングなどでもして、駅近辺で時間をつぶしておいた方が楽しい気がします。


そうそう、余談だけど待合室に、まだ3〜4歳くらいに見える子供連れたご家族が居たけど、夜行バス乗るのかしら。
3〜4歳で夜行バスでの移動はしんどくないのか?というか車内で静かにできるのか?

うーん、大変ですなあ…。







「大阪VIPラウンジ」のようすと感想。


さて、時系列的には後の話になりますが、ついでに帰阪時に利用した「大阪VIPラウンジ」の感想も書いておきます。

旅で疲れ切っているので写真は一枚も無い。


公式サイトの大阪VIPラウンジのページ → 大阪VIPラウンジ|高速バス・夜行バス・深夜バスの予約はVIPライナー


ここ、そもそも私昔この付近を歩くことが結構あって、「大阪VIPラウンジ」になる前の「大阪VIPスタンド」のときに外から建物を何度か見ていました。

当時何の建物か知らなかった私は、『VIPって何やねん。怪しいわ。大体VIPなんて名前ついてるものに限ってVIPでも何でもないねんで』とかひねくれたことを思っていましたが、これが夜行バスの待合室だったのね。まあ『VIPでも何でもない』のは正解かもしれませんが…。


ここは、VIPヴィラなんばの所在地と比べると落ち着いた地域で、まあ西梅田と言いますか、梅田と福島の間くらいと言いますか。

ホテルはホテルでも「リッツカールトン大阪」などがある、どちらかというと「ええとこ」かもしれません。


で、バスが着くのは少し離れた場所なんだけど、なんか先導のおっちゃんが居たのかな?
まあ私はこのあたりは慣れているので、VIPラウンジの場所も分かっていて適当に行きましたが、歩いてラウンジまで行きます。


ここはなんか良かったな、なんばより。

主に私は女性専用エリアでメイクなどをしていましたが、まず建物の内装が綺麗。
メイクコーナーも、なんばはなんだか薄暗いですが、こちらはキラキラしています。なので落ち着いて髪やら顔やら整えられます。(ドライヤーもちゃんと置いてあるよ)

TVの付いてる待合室も広くて開放感があり、なんばよりは居心地が良い。

とりあえず私は無料の味噌汁を飲みながらパソコンを叩いてみました。味噌汁があるのでおにぎりでも買っていればここで朝ご飯を済ませても良かったな。

パソコンはあるにはあるんだけど、なんか古いせいなのか(Vistaだっけ?)回線がときどき切れるし、あんま役には立たない感じ…。まあ今時の方々はスマホがあるからパソコンとかいらないんでしょうが…。


地下には行っていませんが、無料レンタルのメイクコーナーも雰囲気良いし、全体的に良い感じでした。







「VIPヴィラなんば」「大阪VIPラウンジ」まとめ。


夜行バスに専用ラウンジが必要かと言うと、それはもうとても有り難いものだと感じました。

最初に乗るときはノーメイクなので良いですが、それ以降はメイクを落としたり、メイクをしたり、髪型を整えたり、それを落ち着いた場所でできるというのは素晴らしい!

雰囲気で言えば「VIPヴィラなんば」より「大阪VIPラウンジ」のほうが好きではありますが、大阪を利用すると無駄に交通費がかかるし、とりあえずラウンジがあることが大切なので、今後もなんばを利用することが多そうかな?

今後も利用することが多そうな、横浜にラウンジがないことが残念ではありますが…。


では次回は「プルメリアグランデ」「プルメリアグランデ神戸便」の「ランクアップシート」を利用した感想に参りたいと思います。

次の記事→横浜弾丸旅その3:VIPライナーの夜行バス「プルメリアグランデ」のランクアップシートを利用した感想。